2026.09.20
同じ「白髪染め」でも、目的が違います
白髪染めには、伸びてきた根元だけを染める「リタッチ」と、毛先まで含めて染める「全体染め」があります。どちらが正しいというものではなく、その日の髪の状態と、気になっている場所によって選び分けるものだと考えています。一宮市のカラーのちから一宮北方店にご来店くださる方からも、「今日はどちらにすればいいのか分からない」というご相談をよくいただきます。
判断のもとになるのは、鏡を見たときに最初に目がいく場所です。分け目やこめかみの白い部分が気になるのか、それとも髪全体の色がぼんやり明るく見えるのか。ここを言葉にできると、選択はぐっとしやすくなります。
リタッチが向いている日
前回染めた部分の色がまだ落ち着いていて、根元だけが白く見えている。そんなときはリタッチが合います。染める範囲が根元に限られるため、すでに色の入っている毛先にくり返し薬剤が重なることを避けられます。毛先の質感をできるだけそのまま保ちたい方には、この点を気にされる方もいらっしゃいます。
- 分け目や生え際の白さだけが目立つ
- 毛先の色はまだ気にならない
- 前回から数週間しか経っていない
こうした条件が重なる日は、迷わず根元中心で考えてよいと思います。
全体染めを選びたい日
一方で、髪全体がなんとなく赤みを帯びて見えたり、色が抜けて明るく感じたりするときは、全体染めの出番です。白髪そのものよりも「髪全体の印象」が気になっているなら、根元だけを整えても、思ったほどすっきり見えないことがあります。
- 毛先まで含めて色が褪せてきた
- 根元と毛先の色の差が目につく
- 今より明るさや色味を変えてみたい
特に色味を変えたい場合は、根元だけでは全体の印象が揃いません。そういうときは、髪の状態を見ながらご相談いただければと思います。
交互に組み立てるという考え方
実際には、毎回どちらかに決め切るというより、リタッチを続けたあと、何回かに一度は全体染めという組み立てをされる方が多いです。根元の白さは定期的に整えつつ、毛先の色が気になってきた頃に全体を揃える。こうしておくと、根元と毛先の差が大きく開きにくく、どの時期に見ても落ち着いた印象になりやすいと感じています。
どのくらいの周期で組み合わせるかは、白髪の量や髪の伸びる早さ、普段の髪型によっても変わります。ご自身の感覚で「そろそろかな」と思うタイミングを覚えておくと、次の予定も立てやすくなります。
迷ったままで大丈夫です
ご自分で判断しきれないときは、そのままお越しいただいて構いません。「どこが気になりますか」とお伺いしながら、髪の状態を見て一緒に決めていきます。前回どちらで染めたかを覚えていなくても、髪を見ればおおよその見当はつきますので、気負わずにいらしてください。
一宮北方店では、根元だけの日も、全体を整える日も、その日の髪に合わせてご提案しています。どちらにするか迷っていらっしゃる方は、お立ち寄りの際に気軽に声をかけていただければと思います。